たくさんの中学生が卒業していきました。
いろいろな子ども達がいて、どの子も思い出深い。
その中で
たし算ひき算が苦手
英単語も全然わからない
でも、学業で特待生に選ばれた子の話を。
勉強という行動が出来ないのは理由がある
近年は
流行病や先生不在などの影響なのか
入塾する子ども達は
小学校での学び残しが
多かったように思えます。
そのため中学校での
最初のテストで1桁台や
他の塾から断られた
という子もHORSTに来るようになりました。
「わからないところを学校の先生に聞いたりしないの?」
「・・・先生はいつも忙しいから、無理」
「学校でこれ習わなかった?」
「ずっと自習だったからわからない」
子ども達から聞く言葉は
私の想像を超えていました。
私たちが通っていたころとは
事情がずいぶん変わってしまったようです。
入塾してきた中学1年生に
たし算ひき算が苦手
英単語も全然わからない
そんな子が入塾してきました。
その子にあったのは
勉強への拒否反応。
それはそうです。
当たり前です。
誰も教えてくれない中で
一生懸命やっても
低い点数しかとれない。
「人格を否定された」
そんな気持ちを
何度も味合わされたら
誰だって勉強は嫌いになります。
私もそんな勉強はしたくありません。
それでも
休まずに、HORSTには来てくれました。
宿題を出しても
家ではどうしても出来ない。
勉強という行動に移ることが難しい。
「しなければいけない」
「だけど向かいたくない」
事は思った以上に深刻でした。
なんせ「復習」ということが出来ないので
今日習ったことを
次にはほとんど忘れてしまっています。
宿題の量は
ほんの4~5問です。
「したことを忘れない」
ためだけの問題です。
家ではどうしても出来ない
わかっている。
やらなければならない。
わかっている。
そんな気持ちが痛いほど
伝わってきました。
それでも
毎日のようにHORSTにきました。
休まずに、勉強に向き合っていました。
家族として出来ること
1年が立ち
2年生になっても
「英語が嫌い」
それはどうしても拭えませんでした。
その頃
ちょうどHORSTでオンライン英会話を導入して
中学生英文法だけのコースを作りました。
ご家族さんに予め相談をして
「2年生になったらオンラインレッスンしなきゃいけないんだけど、何曜日がいい?」
「えー、そうなんですか。それじゃー土曜日にします」
それからはキャミルと
毎日のテキスト作り
進捗状況の情報交換。
反省と改善の繰り返しで
塾をはじめてから一番忙しかった時期になりました。
そんな折、ご家族さんから
「週に2回のオンラインレッスンをします。
1回はこの子を。もう1回は私。
この子がやりたくない日は私がします。
前向きな週はこの子が2回するかも。
私もがんばりますね」
共働きが
いつの間にかに当たり前になって
物価高騰と上がらない給料
誰もが苦しい
いくら働いても足りない中
HORSTの授業料を頂いている
私から「協力してください」
なんて言えません。
それでも
協力を申し出てくれました。
私が逆の立場だったら
どうしただろう。
同じことは言えなかったと思います。
いつもやさしいこの子は
たくさんの愛情の中で
育ってきたのかな
そんな風に思いました。
特別入試特待生合格
あっという間に1年が過ぎ
3年生になったある日
「最近、英語の点数すごいじゃん」
「え?昔から英語は得意ですよ?」
「ええええ?
昔のこと全部忘れてるの!?
英単語も全然知らなかったでしょ!?」
思わず言ってしまいました。
「そうでしたっけ?」
だって。
気が付いたら
もう入試試験。
「どうだった?」
「結構できたとおもいます」
後日、ご家族から
写真が送られてきて
<特別入試特待生合格>
成績優秀、入学金免除
~~~~~~~
勉強が嫌いな子は
なんで嫌いになったんでしょうか。
私が英語を好きになったのは
私に英語を教えてくれた先生が
とてもキレイで優しかったからです。
私はあの時の先生みたいに
キレイでも優しくもないですが
子ども達には英語を好きになってもらいたい
と心から願い、授業をしています。
たぶん
点数の取り方や勉強のコツよりも
大事なことがあるとするなら
「勉強っておもしろいんだよ」
って教えてあげることだと思います。
仕事も
ゲームも
スポーツも
ダンスも
料理も
大事なのは練習や勉強ですよね。
でも
たくさん言われると
イヤになります。
なんにも言わないと
出来なくなります。
心配をされて
「大丈夫?」と言われると
不安になります。
なんでもかんでも
説明をしたら
考えることを
しなくなります。
楽ばかりしたら
困難なことから
逃げたくなります。
塾講師として
中学生に話をするのではなく
「私があなたに話をしている」
人と人の会話が
授業にも必要かもしれません。
あの子の親のように
さりげなく
あの子がわからないように
こっそりと支援するのが大事かもしれません。
めいいっぱいの愛情は
抱きしめるばかりだけではなく
そっと離れておくことも
大切かもしれません。
子ども達からは
いつもたくさんのことを教わっています。
追記
ある時
子どもがもってきた問題が
解けないことがありました。
私「あれ。。。ん?
えっと、難しい。
これ、考えておくから今度でもいい?」
子「え、、、、
じゃあ、もうちょっと
やってみていいですか?」
10分後には
その子の力だけで問題を解いていました。
先生に聞いたら答えが出てくる
だけでも、きっとダメな時があって
「先生にもわからないんだ。
それなら自分でやってみよう」
その時の集中力や
「先生にも出来ない問題が解けた!」
という喜びは一生の自信になるかもしれません。
どんな教育が正しいかなんて
私にはわかりません。
でも、一人一人が
しっかり見えるように
個別指導塾にしました。
問題を前にして
えんぴつを握っている姿を見れば
何を考えているかわかります。
個別指導塾でよかった。
そう思っています。
追記の追記
皆様にお見せする前に、ご家族さんに読んでもらって
ゆっくり読みましたー
すごく素敵な文章で、
塾にお世話になり始めたころの
焦りとか必死さとか絶望感とか思い出して、
あーこの3年間親子で頑張ったなーとか、
無事に高校生になれる喜びとか、
根暗なこの子が自信付けて
友だちもたくさんいて、
すーぐ不平不満を言うけども
明るく生きる子になったなーと
改めて嬉しい気持ちになり涙がでました。
本当にあつこ先生との出会いのおかげです。
明日から学年末テストですが、
今ごろ「テスト範囲はどこかな」
とか言ってますけど、
この3年間で
やれば少しはできる子だとわかったので
これからも一緒に頑張っていきたいと思います。
ブログ本当にありがとうございました🥰
大変お世話になりました🐰
オンライン英会話はこれからも頑張りますね💗

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