たまには自分でも文章を書いてみることにしました。
最近、久しぶりにプライベートレッスンを再開したことを機に、私の思っていることを少し書いてみたいと思います。

コロナ期間中はプライベートレッスンの募集を停止していましたが、コロナも少し落ち着いてきたので、プライベートレッスンの募集を再開することにしました。また、グループレッスンの生徒さんを増やすことにも力を入れていきたいなぁと思っています。
・・・・・・
ブログ記事:HORSTはどんな授業をしているのだろう?で授業の詳細をスタッフが書いてくれましたがこの記事を読んでこんな風に思いませんでしたか?

『英会話』って言ってるけど、全然会話の練習はしてないよね?

そうなんです。
H O R S Tではレッスン中に「実際に英語で会話をする」ことは行なっていません。
・・・・・・
私は皆さんが「本当に英語を話せる」ために必要なことを教えます。
なぜ「英語で会話をする」ことをしないのかというと
1,60分のレッスン時間内で一人ひとりが英語で発言することは時間的に難しい
2,「英会話の実践」にはH O R S Tよりも適している場所がある
という2点が理由です。
では、HORSTで提供しているものは何かというと、英会話に必要な土台作りの要素です。
英語学習をスポーツに例えるなら「実際に英語で会話すること」は「試合」に相当し、HORSTは「試合」に出るための基礎力を作る「練習」部門となります。

英会話はスポーツと似ていて、「練習」と「試合」を通じて上達していきます。
「実際に英語で会話する」ことは「試合」に相当しますが、スポーツでも「練習」をせずに「試合」だけ行なった場合どうなるでしょうか。テニスの試合を想像してみてください。そして、それを英会話に置き換えて考えてみてください。

(入門者レベル):最初のうちはあたふたするだけ。飛んできたボールにラケットを当てることもできず、打ったサーブはとんでもないところに行くか、相手のコートに届きもしない。
(初級者レベル):少し経験を積むと、ちょっと慣れてきてボールを1回くらいは打ち返せたり、打ったサーブを相手が返してくれることもあるけれど、まだまだラリーにはほど遠い。
(中級者レベル):中級者レベルは初級者に近い「中の下」から、上級者に近い「中の上」までレベルの幅がとても広くなります。練習をせずに数年間試合に出続けた中級者ともなれば、ある程度の上達は感じることができ、試合らしい感じにもなってきます。しかし、フォームや技術は自己流で、その場しのぎのアプローチになるため、今以上に上達しないことに悩んだり、こんなもんさと現状に満足するか、頑張ってるのに上達しないと諦める。

このテニスの話を英会話に置き換えて考えてみましたか?試合だけで中級者レベルに達するよりも、「練習」→「試合」→「練習」→「試合」というサイクルの方が上達するまでの時間と労力を節約できるとは思いませんか。
そして、「試合」のみの実践方式だけでは中級者から上級者になるのはかなり難しいこともわかりますよね。
つまり
そうです!H O R S Tでは主に「練習」を提供しています。
では、完璧になるまで「練習」を続ければ「試合」に勝てるようになるかということも、テニスでイメージした後、英会話に置き換えてみましょう。
「練習」で自信がついたら「試合」に挑戦しようと思うことも実際によくあるパターンです。
しかし、「練習」だけで完璧になることも無理ですし、「練習」だけで自信がつく日も決して来ません。どんなに「練習」しても試合に出ると緊張します。自信をつけるためには「試合」に出ることしかないのです。
また、最初のうちはたくさん練習したのに試合で敗北し、落ち込むこともよくあります。しかし、その負けた試合の中から自分の課題を見つけ、練習を積んでまた次の試合に臨むのがスポーツです。
英語もスポーツと同じです。「練習」と「試合」の両方が必要です。

英語を習いに行くというと、多くの人が1つの英会話スクールで全てのことを解決しようと考えがちですが、重要なのは「何を」「どこで」「どのようなバランスで」行うかです。
英会話スクールに週に1、2回通うだけでは、英語が話せるようになることはありません。
みなさんがっかりされるかもしれませんが、英語を習得するにはしなければならないことがとても多いです。
「聞いてるだけでペラペラ」「ある日とつぜん口から英語が飛び出す」「あっという間に英語が身につく」なんていうラクラク勉強法なんて大ウソです。
そして、英会話スクールに週に1、2回通うだけでも、英語が話せるようになることはありません。
英語を習得するためには、「単語」「文法」「リスニング」「発話」の学習が不可欠です。
英語を習得するためには、「単語」「文法」「リスニング」「発話」の学習が不可欠です。
これらを1つの英会話スクールですべてまかなうことはできません。
自分でできることは「自宅」で行いましょう。「他人の手助けが必要な部分」は「H O R S T」に頼ってください。「H O R S T」が提供していないプログラムについては、他のリソースを探すお手伝いをします。

「単語を覚える」作業
「単語を覚える」作業は「自宅」で「毎日」行う必要があります。いくらお金を払っても、他人があなたの頭の中に単語をインプットすることはできません。
単語をまず何語くらい覚えたらいいかについては、「あなたの単語量と会話力」のブログを参考にしてください。
H O R S Tでは単語の覚え方についてのアドバイスは行いますが、実際のインプット作業は自分自身の努力による地味で退屈な作業です。しかし、勉強が嫌になったときにはH O R S Tにいる一緒に学ぶ仲間、励まし合う仲間の存在が大きな支えになります。
「文法」の勉強
「文法」の勉強は「自宅」と「H O R S T」の両方で行うと効果的です。参考書や本を読むだけでも多くのことを理解できますが、レッスンで教わることで一人では気づかなかったことに気づいたり、いろいろな関連事項を学ぶこともできます。
また、自習中に理解できなかったことも、説明されるとスムーズに理解できることや、曖昧な理解がはっきりとすることもあります。
そして、HORSTで学んだことを自宅で復習することによって、文法知識が定着し、実際に使える英文法となっていきます。
「リスニング」は英会話において非常に重要な要素
「リスニング」は英会話において非常に重要な要素です。実際の会話では相手が言ったことを耳で聞いて理解しなければなりません。日本人にとっては文字に頼る勉強方法が一般的で、聞いたことを理解するというのが苦手な人も多いです。しかし、「H O R S T」でリスニングのコツを習い、「自宅」でも練習すことで必ず上達することができます。
また、リスニングの効果的な習得方法として、発音練習が非常に有効です。
発音を上達させるために
そして、発音を上達させるためにはただネイティブの真似をするだけではなく、発音の仕組みを学ぶことがとても効果的です。発音に関して体系的に教えられるスクールはまだまだ少ないですが、H O R S Tはその中の一つです。
そして「英会話」を実践する
HORSTで基礎練習をしながら「英会話」を実践することも重要です。H O R S Tでは「実践英会話」のプログラムは提供していませんが、多くのオンライン英会話スクールが外国人との英会話レッスンを提供しています。自分でそのようなスクールを見つけることも良いでしょうし、H O R S Tの提携校であるフィリピンのDETiを紹介することもできます。

この記事のまとめ
H O R S Tの強みは以下の通りです。
1.英会話に使える文法を学ぶことができる
2.リスニングのコツを学ぶことができる
3.発音の練習ができる
4.効果的な勉強方法を知ることができる
興味を持たれた方はぜひお気軽にお問い合わせください。
また、プライベートレッスンの受付も再開しています。
プライベートレッスンでは以下のようなことが可能です。
1. オーソドックスな1対1のレッスン形式で毎週英語を学ぶ。
2. 独学をベースに月1回程度のペースもしくは不定期にレッスンを受ける。自分で勉強していてわからなかった箇所をまとめて質問したり、勉強方法や教材のアドバイスを受けたり、一緒に学習計画を作成・見直しができる。
3.グループレッスンでは難しい個別の発音指導を受けることができる。
ご希望に合わせてレッスンプランをカスタマイズできます。お気軽にご相談ください。
コメント