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音で覚える単熟語

サンプル①
サンプル②
暗記カード

 久住呂敦子(著者)
 サイズ:A5
 ページ:177ページ

 価格:2,800円(送料別)

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 在庫在り

 
商品の説明
 1.学校で習う順、使用頻度の高い順に並ぶ。入門、初級、中級レベルの3段階。2.3,910英単語+780英熟語すべてに音声+暗記カード付き。3.ネット暗記カードで復習・予習・テストが出来る。注意:インターネットを介して音声を再生するため、インターネット環境が無い方にはオススメできません。

本書の使い方(試してほしい、この方法)
本書の特徴は2つ。
1つは「単語の情報をシンプルに」。
もう1つは「」があるということです。

音があるので効果的に英単語が覚えられるようになりました。一言に「英単語を覚える」と言っても、その行程は単純なものではありません。複雑な説明は後に回して、

実際に本書を利用しながら4つのステップで英単語を覚えてみましょう。

音で覚える単熟語の使用例

ステップ1.[英単語と音声を結ぶ]

赤枠に囲まれたところを見ながら、聞き取れるまで繰り返し音声を聞きます

541-555音声

※早くて聞き取れない時は[・・・]ボタンから音声速度を下げます。

ステップ2.[発声の理解]

聞き取れるようになったら、音声に合わせて自分自身も発声します。【超重要!

541-555音声

ステップ3.[英単語と意味を結ぶ]


赤枠に囲まれたところを英単語を発声しながら意味を覚えていきます

ステップ4.[テストで確認する]


最後に覚えられたかどうかを暗記カードで復習します

暗記カード:541-555

さて、大変長くなりましたが
これはたくさんある勉強方法の1つのコツです。
この方法が絶対正しいわけではありません。

あなた自身の力で工夫しながら「あなたが覚えやすい方法」を探してみてください。

追記:「英語を覚える」とは?

単純に「英単語を覚える」と言っても
「ぜんぜん覚えられない」
「覚えるのは苦手だ」
という方がたくさんいます。

ではなぜ覚えられないのでしょう?

英単語が覚えられない大きな原因は二つあります。
・一つは「文字・発音・意味を同時に処理しようとする」ことで脳に不要な負荷がかかっていること。
・一つは「音」です。

その二つを原因を詳しく解説します。

文字・発音・意味を同時に処理しようとする

英語のテキストや単語帳にはあらかじめ「文字」と「読み方」と「意味」が書いてあります。もっと丁寧なものになると「絵」や「詳しい解説」や「使い方・例文」までもが書いてあります。1つの単語を覚えようと思うと同時に3~6個の[覚えなきゃいけないもの]が出てきます。
私はこれが大きな間違いだと感じました。

私たちが自然な形で言葉を習得する方法を考えてみてください。

はじめに触れるのは「意味のわからない文字」か「意味の分からない音」のどちらかです。
そして「それはどう読むの?」「それはどういう意味?」と答えを求めていきます。
1つ1つを自身の意思で答えを求めていきます。

文字を習得する前の4歳未満の子どもは「音」を聞き「意味」を覚え、大人のマネをしながら「使い方」を学んでいきます。「ねえ『こんにちは』ってどういういみ?」「ねえ『からい』っておいしい?」とたくさんのことを聞きながら言葉を習得していきます。

私たちは「大人だからたくさんのことを一度に覚えられる」と思いがちですが「1つずつ」覚えることの方がずっと効率的でずっと頭の中に残り続けると思いなおしてみてください。まずはそこからがスタートです。

図:よくある単語カード

丁寧すぎて不便になったり、わかりにくくなることがよくあります。

[refrigerator]という単語と出会って「どう発音するのかわからない」。[発音記号:rɪfrídʒərèɪṭɚ]と書いてあるが、これもわからない。そんな時に多くの人は「あきらめる」「自分なりの読み方をする」を選択してしまいます。

これは非常に英語を覚えにくくしてしまうクセに発展してしまいます。発音をすることなく「文字」と「意味」だけが繋がってしまい、英文を理解できても「発音することが出来ない」ケースが実は多くあります。テキストの穴埋めや並べ替え、筆記テストなどに慣れている人は特に警戒が必要となります。
ひとつ簡単な実験をしましょう。



自分の頭の中に注目しながら

「たのしいまいにち」

と読んでください。




この時にあなたの頭の中に「たのしいまいにち」という音が鳴っていませんか?黙読していても頭の中に響く「音」があると思います。実は文字を読むときには全て「音が鳴っている」のです。普段意識していないだけで意識し始めるとその不思議さに気が付くと思います。

しかし「発音できない英単語」というのは頭の中で音が鳴りません。読めない単語は全て同じ現象が起こります。ただ単に「英会話の時に使えない」という理由だけではなく、人の頭の中に言語として留めるためには「文字として正しく読める」「音として認識できる」ことが重要になります。

この時に「自分なりの読み方」を続けていけば頭の中に定着するのは「間違った読み方」です。一度定着してしまったものはそう簡単には修正が出来ません。多くの人はローマ字読みでアルファベットを読むことが出来るため特に「間違った読み方」をしてしまいがちなのでここは特に注意が必要です。

※[refrigerator 音:冷蔵庫(単語帳2920)]

二つの前提もとに英単語は4つの行程で覚えられると思っています。

1.[英単語と音声を結ぶ]

ポイント1:聞くのに専念して、しっかり聞きましょう。
知っている単語も多くあるかもしれませんが、1周は聞くことに専念してください。もしかしたら間違って覚えていることもあるかもしれません。

ポイント2:読めない・聞こえない単語は覚えられません。頭の中に単語と音声がつながって言葉として認識が始まります。

ポイント3:「little=リルにしか聞こえない」「何度聞き返しても何と言っているかわからない」ケースもこれからたくさん出てきます。それは日本語とは違う英語の発音システムによるものなので文字で表現しにくい場合があります。繰り返し沢山の言葉を聞くことで「脳みそが英語に浸る」ことが肝心です。英語にまだ慣れていないだけだと気楽にとらえてください。

2.[発声の理解]

ポイント1:小さな声でも構わないので声を発して同じ音をマネしてください。単語の定着と今後の英語勉強の効率が全く変わってきます。語学を学ぶというのはあなたの発声が不可欠になります。

ポイント2:何度聞き返しても何と言っているかわからない場合は「音声速度を下げる」「暗記カードからリンク先へ飛ぶ」といった工夫なども大事ですが、思い切って先に進むのも大事です。今日は聞こえないかもしれませんが明日は聞こえるかもしれません。完璧を求める人ほど習得が遠のいてしまいますので少しだけ肩の力を抜きましょう。

3.[英単語と意味を結ぶ]

ポイント1:英語の発音をしながら目で意味を覚えます。

ポイント2:学校の勉強では最初に意味を覚えます。そのため「文字の意味はわかるが言葉は聞き取れない」状況が生まれます。言語習得ははじめに「音」があります。小さな子が知らない言葉を聞いたときに「それってどういう意味?」と聞くように「1,音 2,意味」の順番で人は言語を習得することに慣れています。

4.[テストで確認する]

ポイント1:テストは1回~2回で十分です。満点が取れなかった時は1~3の行程を繰り返しましょう。

ポイント2:「エビングハウスの忘却曲線」を参考に2~4日後にもう一度テストを行うことで脳に定着させていきます。しかし完璧に覚えようとするといつまでも同じところに留まってしまいます。とりあえず自分自身の「級」を一周してから、効率の良い方法を考えていきましょう。
コツは「とりあえず1周する」ということです。

以上、非常に長くなりましたが興味のある方はご購入下さい。ご質問は↓からどうぞ。